(番外・閲覧注意) 人間ムカデ (2009, 2 - 2011, 3 - 2015)

ホラー系は嫌いだ。ホラーに限らずフィクション作品は、俺の場合は特に感受性と想像力が強いため、登場人物に起こったことがいつか自分に起こるという予言的なものとしてみてしまう。ありがたいことにそれほど劇的な事件が実際に起こったことはないが、たまたま運がよかっただけで、いつそのようなことがおきるかわからないと思っている自分がいる。

新オバケのQ太郎 第2巻 「Qちゃんが死んだ!」のセリフを心に留めておこう。「U子さん、安心しなさい。そのはいゆうは、出演料もらって、ちゃあんと生きてるんだから。」「きらいっ。」

それでも現実世界で俳優さんが若くして亡くなるととてもへこんでしまうが・・・。

ある日(というかいつも)、科学者が男性を誘拐し手術でシッポを生やし、タバコを覚えさせ、同性愛を覚えさせ、男性後天性喫煙家同性愛者有尾人の村を作るような動画がないかと探していた。今のところまだ見つかっていない。

その中で表題の映画に目が留まった。「人間○○(○○には動物名)」だったら、人間を改造して、動物パーツを加えるんだろう。ムカデはもともとシッポのような形をしているし・・・。
この絵を見て「まさか・・・」と思いつつも「きっとムカデのようなシッポを生やさせる映画だろう」と考え直した。きっと、体の中を通して後ろの人から順番にシッポを生やすのだろう。手間がかかるが・・・。

実際に映画を見てショックを受けた。怖い。内容が内容だけに女性が出演しているのもイヤだった。それからしばらくは眠れなくなった。いつ自分も誘拐されて改造されてしまうんだろう・・・。少し周りの人が怖くなってしまった。

この映画はオランダの作品だが、北村昭博さんという日本人の俳優さんが第1作目と第3作目に出演している。映画では攻撃的な若い男性を演じているが、ファンと交流している様子を見ると、とてもやさしそうである。
イケメンで、このようなぶっ飛んだ作品のぶっ飛んだ役柄を演じ、ファンサービスもプロモーションにも積極的な北村昭博さん。Qちゃんが言うように「そのはいゆうは、出演料もらって、ちゃあんと生きてるんだから。」そして幸せに暮らしていて欲しい。

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