シッポへの興味は日本が島国だから?

日本は島国で単一民族である。最近は外国からの訪問客も増えてきているが、なにしろ鎖国を行った国である。ウチ・ソトの考え方が何らかの形で日常生活に影響を及ぼしている。俺自身も、認めるのはイヤだが、そのような考え方があるのはこのブログを読む方はお気づきであろう。

特に日本が農耕や漁業で生活していたころには日本人の脅威は周りの国の人間ではなく動物であったのではないだろうか。動物が攻撃をしてくるということももちろんだが、動物を食らうことで奪う命によるたたりが神を奉る信仰につながっているのではないかと考えている。

BL漫画の読みすぎであることは重々承知しているが、日本には動物を、特に狐や狸を神としてあがめる習慣がある。人間はその姿を模して儀式を行い1年の感謝と翌年の無病息災を祈る。動物の姿を模すとは、お面をかぶったり、化粧をしたり、もちろん、シッポを生やすことである。

現在では手間がかかるし、西洋的な考え方も流入しているので動物の姿を模すのは祭り(ハローウィン含む)、保育園・幼稚園・学校で行われるシッポ取りぐらいだが、子どもや大人が動物の姿を模すことがもっと頻繁に、それもほめられた行為として行われていた時代がありそうである。

他の国々の場合でも似たような風習があるかもしれないが、陸続きで国境がある場合、動物よりも他国の人間が侵略してくる脅威の方が深刻である。たたりは起こるかどうかわからないあやふやなものだが、戦争は始まれば犠牲が必ず出る。このように考えると人間がシッポを生やすことに特別な愛着というか欲情するのは日本特有、というか島国特有であると考えられる。

教育現場でシッポ取りを行うのは体育的な発達ももちろんであるが、命を落としてしまったシッポのある動物たちへの供養という面もあるのかもしれない。

イギリスも島国である。イギリス国民全員がというわけではないがシッポに対する特別なものを感じる人が少なからずいるはずである。

https://telltails.co.uk/
https://thetailcompany.com/

上はコスチュームプレイ用シッポを販売するウェブサイトである。

その他にシェークスピアのA Midsummer Night's Dream (1595-1596)もあるし、Cats (1981)もあるし、以前情報があったのだが見つからない二人組みの男性によるシッポワークショップもある(現在探している)。そういえば、以前この記事で紹介した映画もイギリス作品である。

イギリスにもシッポに対する愛着?欲情?をキャッチする人がいるようである。これは才能だろうか。それともたたりだろうか。

俺はこれで勃起するし、一度開花したフェチは治らないそうなので、とりあえず贈り物だとおもうことにする。

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