妄想 - 科学戦隊ダイナマン 0 (3)

男は裸で研究所を走り回る。シッポ兵の股間をもみほぐしてチンポを引っ張り出したり、キスをしたり…。このようなことを想定していなかったのだろう、カー将軍もメギド王子もシッポ兵もされるがままである。

この男は以前、ムジナの薬を飲んでシッポが生えるという本を読んでいた。もちろんフィクションであるが、「あの薬の原料になるかもしれない」と血走った目でいろいろな体液を口にして飲み込んでいく。

たまにタバコを吸って休憩しながら「シッポ!シッポ!獣!」とそこにいる者たちを食い物にしていく。実際に食うわけではないのだがそこにいる者たちは少しビクビクしている。

タバコ開発シッポ兵「タバコができました」
男「おうおう!これを吸えばもっと近づくんじゃねえ?皆さんも吸ってくださいよ、男でしょ?」
渋々ながらシッポ兵、メギド王子、カー将軍はタバコに火をつけ吸い始める。研究所は一気に煙でいっぱいになる。一本吸い終わればまた一本。いつの間にか全員チェーンスモーカーになっている。

男「体液じゃだめなのかな?カー将軍のシッポをオレの尾骶骨に押し付けてくれませんか?」
カー将軍は放心。男はカー将軍のシッポをつかんで自分の尾骶骨に押し付け
男「シッポ、生えてこい!生えてこい!メギド様もお願いしますよ!他の皆さんも」
全員呆気にとられている。このままじゃこいつはもしかしたら…
男「ダメか…。カー将軍7本もシッポが生えているんでしょ?一本オレにくださいよ。手術で縫い付けてください!メギド様だって5本も生えてるんだから1本ぐらいいいでしょ?取れたらまた生えるんじゃないですか?他の人でもいいから…・」

やはりオレたちのを欲しがりやがってる!このままじゃこいつオレたちからシッポを取り上げて自分のものにしようとするぞ!勘弁してくれよ!

カー将軍「…ご協力ありがとうございます。残念ながら我らの科学力では地上人にシッポを生やすのは無理なようです」
カー将軍はやっとのことで声を絞る。もとから丁寧だったがもっと下手に出ている。
男「え、そんな!あきらめないで!」
メギド王子「これはまだまだ研究の余地がありそうだな。」
カー将軍「ええ、でもこれ以上こちら様のお時間をいただくのも恐縮ですし、今日のところはお引き取りいただきましょう」
男「時間なんて!皆さんのような方とヤれるだけで充分っすよ」
…とうとう本音が出る。

メギド王子「次回こそは絶対に…。」
男「次回なんてあるんですか?これはオレにとって一生に一度のチャンスですよ!」

メギド王子「ええ、ぜひ。おい、こちらの方を丁重にお送りするんだ」
シッポ兵は全員恐怖に震えている。こいつオレたちのこと食っちまいそうだ。

男「…わかりました。また遊びに来ますよ。最後にもう一回ずつ皆さんの唾液、精液、ションベンを飲ませてください」
男以外全員「(もう来なくてもいいのに…。まあ、帰ってくれるならいいか…。オレたちは無料の風俗にいるんだ、こいつは男じゃないんだ…。)」
なにやら自分たちに言い聞かせて最後の試練?に臨む。よほどストレスなんだろう。全員タバコが手放せていない。

男「お世話になりました」
メギド王子「お、おう。」
カー将軍「ほ、本日はあ、ありがとうご、ございました。」
心なしか男の肌は艶々なのに対し、他の者たちは発酵させすぎたパン生地のようにボソッとしている。

男「また来ますね!」
男以外全員「(たのむ、もう来ないでくれ!)」
男は名残惜しそうに周りを見渡し、その場を後にする。

カー将軍「メギド様」
メギド王子「うん?」
カー将軍「今日は大変でしたな。地上の支配は一筋縄ではいかなさそうですぞ」
メギド王子「たのむ、それを言ってくれるな」
カー将軍「あの男、きっと戻ってくるでしょう。それまでにガラスで囲っておきましょう。じゃないと中にいる者たちの安全が保障できません」
メギド王子「全くあそこまでとは思わなかった。」
カー将軍「それにしてもメギド様も立派に成長されましたな」
カー将軍はメギド王子の股間に一瞬視線を落としにこりと笑う。

メギド王子「え?」
メギド王子は顔を赤くして言う。
メギド王子「カー将軍も7本シッポだけでなく立派なものがまえについているではないか」
メギド王子が視線を外しぽつりとつぶやく。
カー将軍「そうでしたかな」
カー将軍も顔を赤くしながらとぼける。
メギド王子「…また、みんなでやってみないか?」
カー将軍「…考えておきましょう」

カー将軍はノートを開く。ノートには「シッポのスライスを仙骨に移植し再度生えるか確認する、植物の種子を植え、生えてきた植物をシッポとする」等云々書いてあるが「我々の体液はシッポを生やすための薬としては使えない(+_+)」と書き加える。

男は(夢のようなひと時だった)と喜んでいる。道なりに写真を撮ってまた戻るつもりである。なんなら通い詰める気満々かもしれない。本編には登場しないある男の話。

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